Q:税込金額で発注する際の税抜金額算出ロジック、および消費税の端数処理はどのようになっていますか?
A:タスク作成時に税抜き計算項目を利用した際の発注単価(税抜き)算出方法、および発注額(税込み)の算出方法は以下の通りです。
消費税 = 税込価格 ÷ (1 + 消費税率) × 消費税率
発注額 (税抜き) = 税込価格 – 消費税
発注額 (税込み) = 発注額 (税抜き) × 消費税率
例えば、
税込価格に100円(消費税率10%)と入力した場合の消費税額は、以下の通りです。
100円 ÷ (1 + 0.1) × 0.1 = 9.090909・・・円
小数点以下は、企業設定内の消費税の端数処理設定に従い端数処理がされます。
切り上げ 10円
四捨五入 9円
切り捨て 9円
税抜き計算項目を利用した際の発注額算出方法は以下の通りです。
税込金額(100円)から上記消費税を引いた金額が発注額(税抜き)となり、以下の通り入力されます。
切り上げ 90円
四捨五入 91円
切り捨て 91円
最終的な発注額は、上記の発注額(税抜き)に消費税率をかけた価格となります。
端数が出る場合は企業設定に従い処理されます。
切り上げ 90円×1.1=99円
四捨五入 91円×1.1=100.1円 → 100円
切り捨て 91円×1.1=100.1円 → 100円